腸の仕組み
今日は腸の話しです。
この10年、腸は第2の脳だとか、腸内フローラだとか、腸内酵素だとか、腸内活動などの本がよく出ています。
それだけ注目されているのと、未だに働きがよくわかってないという器官です。
私達は生きていくためには他の命を頂くしかありません。
それが食事です 食は人に良いと書きますが、それだけ食は重要です。
私の個人的な独断な考え方は 心の次に食 食の次に体の構造ではないかと思ってるくらいです。
ですがこれは人によって全く違います。
心が安定しているけど、食が悪く体調がされない人もいますし、心、食はいいが、体の構造的に問題があり不調の方もいます。
そこを見極めるのが治療家です。
ざっくり言うと食べ物を胃で消化し、腸で分解し、腸壁から血液に吸収していきます。
この働きはかなりのエネルギーを消費します。
ですが現代人は朝、昼、晩だけではなく、10時や3時のおやつ お友達とカフェ 食後のスイーツなど 現代人の胃は休まず働いてます。
ちなみに空腹と空腹感は全く違います。
空腹はお腹の中が空っぽの状態です。 それに対し空腹感はおなかには食べ物が残ってるにもかかわらず、空っぽの感じがしているだけの状態です。
そして食べてから90分たつと胃は空っぽになりギュッと収縮し、胃や腸の中にある食べ物のカスや古い粘膜ははぎとり胃腸の掃除をします。
これがグーとなるとお腹が空いたと勘違いしている人がほとんどですが「掃除をしてますよー食べないで〜」の合図なのです。
だから空腹の時間がないと掃除ができません。
お腹の中は37度、真夏の炎天下のような状態にゴミが残って腐ったごみのなかで働かされる胃腸の事をかんがえたら悲劇以外のなにものでもありません。
だから最近ではファスティング(断食)が流行ってるんだと思います。
ただ、人によって構造もライフスタイルも違うので その人にあったの食生活がおすすめです。
ファスティングもアーユルヴェーダなどでは、排泄を重要するため朝の断食をすすめますが、
他の考え方は夜の断食をすすめるところもあります。
英語で朝食はブレークファストと言いますが、
ブレークは辞める ファストは断つ という意味です。
これはどちらも正解でその人にあった伝え方をしたらいいと思います。
つまり寝ているときは最も食事をとらない1日の中での断食を睡眠中はしているのです。
治療家や栄養士はまずは人に伝えるより、自分が食事療法を実践するのが一番だと思います。
栄養の専門の先生なのに太ってたり、治療家なのにジャンキーなものばかり食べていたら正直説得力ありませんが、
正直現実はそのような人ばかりです。
まずは色々食事療法をやってみて自分にあった食事を見つけてみてはいかがでしょうか、
このブログを見てくださった方が豊かな食生活に出会い豊かな心と体と感性が作られることを願ってます。